やっと一歩前進。
甲状腺クリニックからの妊娠許可を持ってまた診察に行きました。
それでやっと体外受精を進めていけることに。
体外受精にもいろんな方法があるのですが、私の場合はIVM(未熟卵体外受精)という方法で行うそうで、これは私のような多嚢胞性卵巣症候群の人に一般的なやり方。
普通の体外受精では成長した卵子を体外に取出すのですが、IVMでは成長する前の卵子を取出して、病院で成長させてから顕微授精で授精させます。
一般体外受精では採卵の周期(本番周期)のひとつ前の周期から、薬や注射で準備しないといけないのですが、IVMでは前周期に準備することは特になく、つまり今が既に前周期ということになりました。本番周期がもう来月と思うと、早くてビックリした。
でも最後の人工授精からもう3ヵ月が経とうとしているので、これでやっと一歩前に進めるという思いで嬉しいです!
今周期もやはり自力では高温期になりそうになかったのでルトラールをもらって高温期にもってきました。これを飲み終わって生理が来たら、いよいよ本番へのカウントダウンです!!!
甲状腺。
前回の結果を聞きに行きました。
生理中の採血をしたときに甲状腺の検査もしたのですが、その値がどうもあんまり良くないらしく、甲状腺の専門クリニックに行って妊娠してもいいかという許可を取ってきてくださいと言われた。許可が出なかったら、出るまでそっちで通院してほしいと。
甲状腺のホルモンはTSHとFT4があるのですが、私の場合はTSHが基準値より少し低いのです。といっても基準値にわりと近い値なのでたぶん大丈夫だろうと思っていました。
それで、甲状腺のクリニックに行ってまたまた採血。そしたらさらにTSHが低くなってた~(><)でもこの値のままなら妊娠は問題ないとのこと。ただ変動するものなので、3か月ごとに検査に来てくださいと。それより前に妊娠が判明したらすぐ来てくださいとのことでした。ううう、めんどくさい。。でも優しい先生だったし、採血してくれた看護師さんも親切だったし、頑張ろう。
余談ですが、私は採血で何回か倒れたことがあるので苦手意識が強く、最近はいつもベッドで横になって採血してもらってます。採血が終わってから「しばらく横になってていいですよー」と言われると安心できるのですが、「大丈夫と思ったら起きてください」など完全にこちらのタイミング次第のように言われると「早くどかないと」と思ってしまいます。でも横になってるときは大丈夫でも、起き上がって歩き出すときが一番フラフラっとしやすいので、横になってるときに判断できるものではないのです。なので3~5分ベッドにいても大丈夫そうな言い方をされると安心します。今回のクリニックはこういう点が本当に良かったです。こんな些細なことがクリニックの全体の印象につながるんですね。
説明会に行ってきた。
体外受精IC(インフォームドコンセント)説明会に夫婦で行ってきました。
10組か20組ぐらいだろうと思ってたけど、50組ぐらいの夫婦が参加していてビックリ!
30代前半と思われる、同年代ぐらいの人もいっぱいいました。
説明会では体外受精の方法(一般体外受精と顕微授精の違いとか)、スケジュールの立て方、料金などなど2時間以上説明がありました。
実際に採卵のときの動画なんかもあり、なかなか興味を惹かれるものでした。
しかしやっぱり体外受精を行うには最低でも2周期かける必要があるそうで、なかなかタイミング法や人工授精のように、ダメだったときに「はい、次!」って行けないもんなんですねー。
そのうえ、採卵した周期の子宮内膜が薄かったりすると、そのときはいったん諦めて次の周期まで肺を凍結することになるそう。
う~ん、これは想像以上にどんどんお金がかかるようになってくるぞ。
まぁその辺は仕方ないことだけど。
そして説明会終了後、やっと生理中の採血をしました。結局、前回来たときに高温期を作り出す薬をもらって生理を起こしたわけです。それとその採血で甲状腺のホルモンも一緒に調べてもらうんだったような。
とりあえず検査はひととおり終了したので、1週間後に結果を聞きに行きます。
それまでは戸籍謄本を請求して待っていよう。(体外受精するなら病院に提出しないといけないので)
いろいろ検査中です。
しばらく更新してなかったなぁ。
この1ヵ月の出来事としては、高度医療ができるクリニックに転院して、今はいろいろ検査をしているところです。
もちろん紹介状は書いてもらって、今までの検査結果も持って行ったけど、1年以上経ってるものは再検査するとのことで、結局すべての検査をやっています。
初診では超音波と採血、2回目は絶飲絶食での採血とクラミジアの検査、それと精液検査。(←今はこれが終わった状態)あと残っている検査は生理中の採血。
不妊治療を始めると1ヵ月、2ヵ月でも無駄にしたくないって思うものですが、初診時に『検査をひと通りやるだけでも2,3ヵ月はかかる』と言われ、なんだかまた妊娠が遠のいていくような気がしました。しかもこの検査期間はホルモン剤を飲まないんですが、薬飲まずに生理が来るのだろうか…すでに周期30日目ですがまだ低温期です。。
3ヵ月も足止めくらうなんて・・・。
でも今は開き直って、この時期にしかできないことをしようと思ってます。
まず、返事を保留していた親戚のハワイ挙式に行くことにしました~!!本格的に治療が始まったら海外行きにくいもんね。思いっきり楽しんでこよ~っと☆
切り替え。
人工授精からちょうど2週間、生理が来ました。
もちろんショックではあるものの、最近はこの展開が当たり前すぎて「やっぱりな」という感想になってきました。だってこの展開の方が私にとっては普通だから。
そして、これでやっとステップアップできる!!
きっと私には人工授精は合ってなかった、体外受精のほうが確立が上がるはず!!
最近読んだ本で心に響いたフレーズがありました。
『何かをして何も起こらなかったとき、飛ぶ可能性は上がっている』
(社会人大学人見知り学部卒業見込 若林正恭著)
これは一人で黒ひげ危機一髪をやっていた著者が、いかに早く黒ひげを飛ばすかという目的で剣を刺しても刺しても、なかなか飛ばないというエピソードからのフレーズ。
本人はこの黒ひげのなかなか飛ばない様子が、売れなかった時代の試行錯誤に似ていると書いてますが、妊活にもあてはまると思いました。
タイミング法でもダメで、人工授精でもダメで、もう何やってもダメなんじゃないかと思いがちだったけど、失敗すればするほど成功への確立が上がってるとは!!
とっても素敵な考え方だと思って、心に刻んでいます。
刺す剣の本数は2年前よりだいぶ減ってるはず!!
人工授精。
最後の人工授精やってきました。
卵胞は24.5ミリが1つと、12ミリ前後がちまちま。
今までは20ミリ越えたら排卵を促す注射(hcg5000)を打ってたので、これだけ大きくしたの初めてです。
今回もちゃんと排卵するようにしっかり打ちました。
しかし、何回やっても精液検査の結果は向上しません。
量や数は日によって違いはあるものの基準は一応クリアしていますが、運動率がいつも低いのです。
40%が基準のところ、今回も33%でした。過去には22%というときも。
本人もコエンザイムQ10がいいと聞いて頑張って飲んでくれてたりするんですが、なかなか結果がでません。。
排卵促進剤みたいに男性用にも処方薬があればいいのになぁ~。
とりあえず2週間はおとなしく結果を待ちます。。。
自己注射と薬。
病院に行ってきました。
今周期の卵胞の育ちが久しぶりに順調でビックリしています。
そこで、今まで2年間で試した卵胞を育てる方法を振り返ることに。
①セロフェン 5日間(1錠 or 2錠)
約2週間で排卵できるけど、副作用で子宮内膜が薄くなるため8回で終了。
②自己注射ゴナールエフ37.5ml + セキソビット5日間(2錠を1日2,3回)
自己注射11日間で卵胞が排卵の大きさに育つこともあれば、37.5mlを16日間+50mlを4日間打っても卵胞が育たないこともあり。
③自己注射ゴナールエフ37.5ml + セロフェン5日間(0.5錠)
自己注射7日間で排卵できる大きさに育つが、常に卵胞が2,3コできてしまう。それによって排卵できずに残ってしまう卵胞もあって、それを消すためにまた薬で生理を起こすという長い周期に多々なりました。
↑ 常に多胎のリスクもあるし、セロフェン0.5錠だけでいいのでは?と思い、
④セロフェン5日間(0.5錠)
hmg5000注射の力を借りて育つときもあれば、かな~り遅いときも。
と、いうことで今回久しぶりに③に戻ってみたら、自己注射7日間で19ミリ(しかもメインは1つ)まで育ってた!!
最近はなかなか卵胞が成長しなかったり、黄体の残骸(?)が残っていて2週間ぐらいかけて薬でまた生理起こしたりだったので、こんなに順調なのは半年振り!!
まだ排卵も妊娠もまったくしてないのに、これだけでとてもハッピーな気持ちです♪
最後の人工授精、悔いのないように生活も気を付けよう(^^)