不妊治療と双子の記録。

ちょこちょこブログ名を変えています。あまり知られていないIVMについて詳しく書こうと思っていたら初回で双子を授かりました♪

お姫様生活。

胚移植をしてから1週間経ちました。毎食後5種類の薬を飲み、夕食後はさらに2種類追加で飲むという、もしかしたらその辺のおばあちゃんよりも飲んでるんじゃないかという薬の量です。

妊娠判定までの2週間は、病院からは『お姫様生活』をするように言われています。響きはいいけど要するに、運動するな、あまり出歩くな、電車はなるべく座る、家事は軽めに、アルコール禁止などという制約だらけの生活です。腹筋使ったり、疲れるようなことはするなってことですね。

運動という運動はもとからしてないけど、週1のフラは気にせず行ってますw 腹筋使ってないと思うし、家でじーっとしてるほうがストレス溜まるもんね。腹筋使うなと言えば、便秘のせいでお腹に力入れたりしないように酸化マグネシウムも処方してもらいました。

『お姫様生活』のなかで一番こたえるのは『コーヒーは1日アメリカン1杯程度』ってところ。暑い夏はブレンディーが欠かせないのに~(>_<) これはたまに破って飲んでます。あと破ってるのは掃除機がけ。掃除機は意外と重いからやめた方がいいということですが、うちはスティック式の軽いやつだから気にしてません♪

不思議なのは風呂掃除もダメなこと。この理由はよく分からないけど、これを大義名分にしてダンナにやってもらってますww

 

今考えると、これまではAIHやってから判明するまでの2週間は「どうせ待つだけだから」と旅行行ったり、飲みに行ったりしてました。それがダメだったのかなー?大事な着床の時期、本当はおとなしく過ごした方が良かったのだろうか。ネット上には胚移植の後もウォーキングなど適度な運動はした方がいいという意見もあります。どっちが当たっているかなんて分からないけど、今回は病院の言う通りにしてみたいと思います。

胚移植。

生理14日目に内膜の厚さをはかりに再び病院へ。

大量な薬のお陰で、無事に移植できる厚さである9ミリちょっとでした。なので2日後に胚移植決定!!よかった~。

 

そして迎えた移植当日。採卵のときと違って、胚移植にはメイクや食事などの制限はありません。痛みもそんなにないという説明だったので割と気楽にダンナ様と病院に向かいました。

まずダンナと一緒にベッドの部屋に通され(採卵の時と同じ)ガウンに着替えて待っていると、胚培養士さんからから呼ばれて胚の説明を受けました。

凍結している胚は3つだけど、今回は1つだけを子宮に戻します。その中でグレードが1番いいのを移植するのではないと分かったので不思議に思って質問してみました。

すると、「今回使う胚の卵子はもともと成熟卵だったもので、グレードは少し劣るけど未熟卵を培養したものよりも生命力があるとされているから」ということでした。

「『未熟卵体外受精』をやったのに『成熟卵』があった!?」「しかも卵胞は一番大きいので10ミリで、普通20ミリ以上にならないと卵子も成長してないのでは!?」とワケ分からなくなったので素直に聞いてみました。

すると「卵胞の大きさと卵子の成熟度は必ずしも一致しない、採卵したなかには成熟卵が含まれることもある」とのこと。ほほ~っ、人間のカラダは本当に不思議です。ということで、培養してない卵子と、当日の精子で顕微授精したものが今回移植する胚になったということでした(1日培養した卵子は1日冷凍保存した精子と顕微授精なので)

あと胚盤胞が透明帯を破って出やすいように、透明帯の一部をレーザーで削っているとのことでした。いろいろお膳立てしてもらってるなぁと感心してしまいました。

説明が終わって30分後ぐらいに採卵をした部屋に行き、椅子に座ります。ダンナもついてきて一緒に胚移植をモニターで見ることができます(もちろん私の頭側にいます)

改めて子宮内膜の厚さをはかり、OKが出たところでチューブを子宮に入れてセット完了。「ここが内膜の一番いい部分で、ここに胚を入れますね」と言われ、何か白い光がチューブをシュッと通って内膜のところにいったのが見えました。その様子をダンナと手を繋いで見ていて、ちょっと感動しました。

移植はあっけなく終わり、車イスでベッドに戻りしばらく安静にしてから筋肉注射して揉んでいると、クッキーと飲み物が運ばれてきました。2人でおいしいおいしいと言って食べました。採卵の後はぐったりでしたが、移植後はピンピンです。

次は2週間後の妊娠判定です!!腹筋に力を入れないように、体を冷やさないように気を付けて過ごすぞ!!(こないだよりさらに服用する薬が増えて、薬漬けの日々はまだまだ終わりそうにありません…‐_‐;)

薬・薬・薬。。。

ひたすら薬浸けの毎日を送っています。

採卵の翌日からソフィアA×2錠を10日間飲み、生理を起こしました。

飲んでる間にスプレキュアという点鼻薬も開始。これは1日4回で、4時間は間隔を空けないといけないから遅く起きたときは管理が難しい。(とくに今はオリンピック観戦で生活が乱れてるので。。)

そして生理が来た当日から3種類の薬を服用しています。

ビタミンEは毎食後、バイアスピリンは夕食後、そしてプロギノーバは服用量が日によって違うのでもらった紙を確認しながらの服用。最初は夕食後に1錠、途中から毎食後1錠、そのあとは朝食後と夕食後に2錠、1日だけ朝食後2錠・昼食後1錠・夕食後2錠という複雑なスケジュールです。

もちろん、スプレキュアもずっと続いています。

生理14日目の内膜チェックまでこの状態。内膜がいい具合になってるといいな~☆

胚凍結。

採卵から4日後、胚凍結のメールが来ました。

今回採卵した卵は全部で24個、これは採卵の日にすぐ教えてもらえたのですが、そのうち胚になって凍結できたものは3個ということでした。

24個も採れたこともビックリだったけど、24個のうち3個しか胚ができなかったのもなんだか複雑な感じでした。

メールが来た後には正式な書類も届いて、胚のグレードもまぁ良好とのこと。

精液検査ではやっぱり多少の問題はありましたが。。

 

そして次のスケジュール作成のためにクリニックへ行き、次の周期で子宮内膜がいい厚さになっていたら肺移植ということになりました。

凍結胚が3個というのは普通ですか?と聞いてみたところ、IVMでは一般的という先生の言葉に安心しました。

次回の胚移植では1個を子宮に戻すので、あとストックは2回分あり、しばらくは採卵しなくていいと思うと嬉しいです。もちろん二度とないにこしたことはないです。

肺移植のためにスプレキュアという点鼻薬と、あと生理が始まったら飲む3種類の薬を処方されました。薬漬けの毎日になりそうです。

 

採卵。

昨日、採卵してきました。忘れないうちに記録します。

 

飲まず食わずでダンナと一緒に病院へ。血圧測ってからいつもとは違うところで受付をしました。超音波で卵胞チェックして、あらためて採卵OKがでました。

採卵用(?)のロビーでしばらく待ち、まず私だけがベッドのある個室に通されました。ここでガウンに着替え、リラックスして待っていてくださいとのこと。ふかふかのベッドに横になると天井から吊り下げられたTVモニターが見やすくなっていて、グレートバリアリーフの映像を見ながらウトウトしていたらそのまま1時間経っていました。

ダンナもかなり待たされてから採精室へ通されたそう(病院が用意してある映像は全くお気に召さなかった模様。。)

魚の泳ぎをずいぶん見て「もう忘れられてるんじゃないだろうか…」と思いかけた頃、看護師さんが呼びにきて別の部屋に移動しました。ここでは採血(たぶん)してから水分補給の点滴を打たれます。そしてここにもTVモニターがあり、また20分ぐらい海底の映像を見ながらボンヤリしていました。

そしてついに採卵のときが来ました!点滴を持った看護師さんに先導されて隣の薄暗い部屋へ。そこには婦人科によくある椅子があり、その周りにいろいろな器具がありました。暗い部屋の椅子で動かないように固定される・・・一瞬にしてダーズベイダー誕生の瞬間を思い出し、あのテーマソングが流れだしたのでした(正確には手術で生命維持装置をつけられるとき)

点滴に麻酔が入れられてからは3秒ぐらいしか記憶がありません。いつも寝落ちがこんなに早かったらいいのに。しかし採卵の途中で目が覚めてしまって「い、痛い」と言うとまたすぐに麻酔が追加されました。

次に意識があるときには、もうベッドに移動していました。どうやって移動したのか移動直後だったのか、よく分かりません。目も開けず看護師さんに時間だけ聞きました。その後(すぐと思っていたけど、しばらく経ってからかも)ダンナが個室にやってきました。それからだんだん意識がはっきりしてきた気がします。

あとは排尿や出血の確認、お茶をもらって、気分が悪くなければ着替えて会計して帰宅です。ダンナはこの日は夜勤で、余裕で仕事に間に合うつもりだったのに、けっこう時間が押して最後の方はハラハラしながら看護師さんを待つはめに。優雅にランチでもして帰ろうと思っていたのに、通りすがりにあった弁当屋でお茶を濁しました。2時間ぐらいで帰れると聞いてたところ4時間半もかかったのだから仕方ない。

帰ってからはお腹が張ってるような、たまに収縮するような、生理2日目ぐらいのしんどさがあったものの、痛みはそれほどなかったです。家の中でおとなしく静かに過ごしました。今日はしんどさもだいぶ軽減されています。

よく頑張った、ワタシ☆

IVM始動!

昨日、ついに採卵の日程が決まりました。

生理8日目に超音波で卵胞の大きさを見てから採卵の日を決めるとのことでしたが、昨日(8日目)の時点でIVMにはもう十分な大きさだということで、2日後(明日!)にしましょうとのこと!

IVM(未熟卵体外受精)だと卵胞を自分の体内で成長させなくていいから本当に早い~‼

それでももうちょっと時間かかるかなと思っていたので、けっこうビックリでした。

これまでの卵胞チェックのときは「まだ小さいなぁ~」とか「もうちょっとかな~」という先生の反応ばっかりだったので、一発でOKが出て拍子抜けです。

でも内膜がまだ薄いので胚がうまくできたとしても移植は来周期以降です。

 

日程が決まると同時に、これからの細かい指示が出されました。

今夜(昨日のこと)9時にHCG10000の注射を打ちにまた病院に来ること、明日(今日)は夜11時以降は絶食、明後日(明日)は朝7時以降は水も飲まないこと。そして採卵のときはノーメイク、マニキュアもだめ、爪も切る・・・などなど。

 

いったん帰るのがめんどくさくて9時の注射までずっと街中をうろうろしてたら、かなり疲れてしまいました。。ずっと付き合ってくれたダンナさん有り難う☆

明日、緊張するけど新たな一歩がんばろう~!!

 

♪決して捕まえることのできない 花火のような光だとしたって

 もう一回もう一回 僕はこの手を伸ばしたい (from HANABI

ファータイルストレッチ。

病院でやっているファータイルストレッチとやらの無料レッスンを受けてきました。

ファータイルストレッチって何??って感じでしたが、「ファータイル」とは「生殖能力のある」という意味で、骨盤内の血流促進を促して子宮と卵巣を活性化させることで妊娠体質にするためのストレッチだそうです。

最初はマットの上でストレッチ、中盤はエアロビみたいな全身運動、最後はマットに仰向けで寝ていると先生が暖かい光をお腹に当ててくれました。これが何なのかはよく分からなかったけど、2時間ぐらいで子宮が暖かくなるとか。

要は血流をよくするためのストレッチ&運動で、けっこう汗もかいて久しぶりに運動した!って感じでした。

夏はどうしても冷たいもの飲んだり、涼しい部屋にいたいものだけど、今年はちょっと気を付けて体を冷やしすぎないようにしようと思いました!