不妊治療と双子の記録。

ちょこちょこブログ名を変えています。あまり知られていないIVMについて詳しく書こうと思っていたら初回で双子を授かりました♪

胚移植。

生理14日目に内膜の厚さをはかりに再び病院へ。

大量な薬のお陰で、無事に移植できる厚さである9ミリちょっとでした。なので2日後に胚移植決定!!よかった~。

 

そして迎えた移植当日。採卵のときと違って、胚移植にはメイクや食事などの制限はありません。痛みもそんなにないという説明だったので割と気楽にダンナ様と病院に向かいました。

まずダンナと一緒にベッドの部屋に通され(採卵の時と同じ)ガウンに着替えて待っていると、胚培養士さんからから呼ばれて胚の説明を受けました。

凍結している胚は3つだけど、今回は1つだけを子宮に戻します。その中でグレードが1番いいのを移植するのではないと分かったので不思議に思って質問してみました。

すると、「今回使う胚の卵子はもともと成熟卵だったもので、グレードは少し劣るけど未熟卵を培養したものよりも生命力があるとされているから」ということでした。

「『未熟卵体外受精』をやったのに『成熟卵』があった!?」「しかも卵胞は一番大きいので10ミリで、普通20ミリ以上にならないと卵子も成長してないのでは!?」とワケ分からなくなったので素直に聞いてみました。

すると「卵胞の大きさと卵子の成熟度は必ずしも一致しない、採卵したなかには成熟卵が含まれることもある」とのこと。ほほ~っ、人間のカラダは本当に不思議です。ということで、培養してない卵子と、当日の精子で顕微授精したものが今回移植する胚になったということでした(1日培養した卵子は1日冷凍保存した精子と顕微授精なので)

あと胚盤胞が透明帯を破って出やすいように、透明帯の一部をレーザーで削っているとのことでした。いろいろお膳立てしてもらってるなぁと感心してしまいました。

説明が終わって30分後ぐらいに採卵をした部屋に行き、椅子に座ります。ダンナもついてきて一緒に胚移植をモニターで見ることができます(もちろん私の頭側にいます)

改めて子宮内膜の厚さをはかり、OKが出たところでチューブを子宮に入れてセット完了。「ここが内膜の一番いい部分で、ここに胚を入れますね」と言われ、何か白い光がチューブをシュッと通って内膜のところにいったのが見えました。その様子をダンナと手を繋いで見ていて、ちょっと感動しました。

移植はあっけなく終わり、車イスでベッドに戻りしばらく安静にしてから筋肉注射して揉んでいると、クッキーと飲み物が運ばれてきました。2人でおいしいおいしいと言って食べました。採卵の後はぐったりでしたが、移植後はピンピンです。

次は2週間後の妊娠判定です!!腹筋に力を入れないように、体を冷やさないように気を付けて過ごすぞ!!(こないだよりさらに服用する薬が増えて、薬漬けの日々はまだまだ終わりそうにありません…‐_‐;)