不妊治療と双子の記録。

ちょこちょこブログ名を変えています。あまり知られていないIVMについて詳しく書こうと思っていたら初回で双子を授かりました♪

胚凍結。

採卵から4日後、胚凍結のメールが来ました。

今回採卵した卵は全部で24個、これは採卵の日にすぐ教えてもらえたのですが、そのうち胚になって凍結できたものは3個ということでした。

24個も採れたこともビックリだったけど、24個のうち3個しか胚ができなかったのもなんだか複雑な感じでした。

メールが来た後には正式な書類も届いて、胚のグレードもまぁ良好とのこと。

精液検査ではやっぱり多少の問題はありましたが。。

 

そして次のスケジュール作成のためにクリニックへ行き、次の周期で子宮内膜がいい厚さになっていたら肺移植ということになりました。

凍結胚が3個というのは普通ですか?と聞いてみたところ、IVMでは一般的という先生の言葉に安心しました。

次回の胚移植では1個を子宮に戻すので、あとストックは2回分あり、しばらくは採卵しなくていいと思うと嬉しいです。もちろん二度とないにこしたことはないです。

肺移植のためにスプレキュアという点鼻薬と、あと生理が始まったら飲む3種類の薬を処方されました。薬漬けの毎日になりそうです。

 

採卵。

昨日、採卵してきました。忘れないうちに記録します。

 

飲まず食わずでダンナと一緒に病院へ。血圧測ってからいつもとは違うところで受付をしました。超音波で卵胞チェックして、あらためて採卵OKがでました。

採卵用(?)のロビーでしばらく待ち、まず私だけがベッドのある個室に通されました。ここでガウンに着替え、リラックスして待っていてくださいとのこと。ふかふかのベッドに横になると天井から吊り下げられたTVモニターが見やすくなっていて、グレートバリアリーフの映像を見ながらウトウトしていたらそのまま1時間経っていました。

ダンナもかなり待たされてから採精室へ通されたそう(病院が用意してある映像は全くお気に召さなかった模様。。)

魚の泳ぎをずいぶん見て「もう忘れられてるんじゃないだろうか…」と思いかけた頃、看護師さんが呼びにきて別の部屋に移動しました。ここでは採血(たぶん)してから水分補給の点滴を打たれます。そしてここにもTVモニターがあり、また20分ぐらい海底の映像を見ながらボンヤリしていました。

そしてついに採卵のときが来ました!点滴を持った看護師さんに先導されて隣の薄暗い部屋へ。そこには婦人科によくある椅子があり、その周りにいろいろな器具がありました。暗い部屋の椅子で動かないように固定される・・・一瞬にしてダーズベイダー誕生の瞬間を思い出し、あのテーマソングが流れだしたのでした(正確には手術で生命維持装置をつけられるとき)

点滴に麻酔が入れられてからは3秒ぐらいしか記憶がありません。いつも寝落ちがこんなに早かったらいいのに。しかし採卵の途中で目が覚めてしまって「い、痛い」と言うとまたすぐに麻酔が追加されました。

次に意識があるときには、もうベッドに移動していました。どうやって移動したのか移動直後だったのか、よく分かりません。目も開けず看護師さんに時間だけ聞きました。その後(すぐと思っていたけど、しばらく経ってからかも)ダンナが個室にやってきました。それからだんだん意識がはっきりしてきた気がします。

あとは排尿や出血の確認、お茶をもらって、気分が悪くなければ着替えて会計して帰宅です。ダンナはこの日は夜勤で、余裕で仕事に間に合うつもりだったのに、けっこう時間が押して最後の方はハラハラしながら看護師さんを待つはめに。優雅にランチでもして帰ろうと思っていたのに、通りすがりにあった弁当屋でお茶を濁しました。2時間ぐらいで帰れると聞いてたところ4時間半もかかったのだから仕方ない。

帰ってからはお腹が張ってるような、たまに収縮するような、生理2日目ぐらいのしんどさがあったものの、痛みはそれほどなかったです。家の中でおとなしく静かに過ごしました。今日はしんどさもだいぶ軽減されています。

よく頑張った、ワタシ☆

IVM始動!

昨日、ついに採卵の日程が決まりました。

生理8日目に超音波で卵胞の大きさを見てから採卵の日を決めるとのことでしたが、昨日(8日目)の時点でIVMにはもう十分な大きさだということで、2日後(明日!)にしましょうとのこと!

IVM(未熟卵体外受精)だと卵胞を自分の体内で成長させなくていいから本当に早い~‼

それでももうちょっと時間かかるかなと思っていたので、けっこうビックリでした。

これまでの卵胞チェックのときは「まだ小さいなぁ~」とか「もうちょっとかな~」という先生の反応ばっかりだったので、一発でOKが出て拍子抜けです。

でも内膜がまだ薄いので胚がうまくできたとしても移植は来周期以降です。

 

日程が決まると同時に、これからの細かい指示が出されました。

今夜(昨日のこと)9時にHCG10000の注射を打ちにまた病院に来ること、明日(今日)は夜11時以降は絶食、明後日(明日)は朝7時以降は水も飲まないこと。そして採卵のときはノーメイク、マニキュアもだめ、爪も切る・・・などなど。

 

いったん帰るのがめんどくさくて9時の注射までずっと街中をうろうろしてたら、かなり疲れてしまいました。。ずっと付き合ってくれたダンナさん有り難う☆

明日、緊張するけど新たな一歩がんばろう~!!

 

♪決して捕まえることのできない 花火のような光だとしたって

 もう一回もう一回 僕はこの手を伸ばしたい (from HANABI

ファータイルストレッチ。

病院でやっているファータイルストレッチとやらの無料レッスンを受けてきました。

ファータイルストレッチって何??って感じでしたが、「ファータイル」とは「生殖能力のある」という意味で、骨盤内の血流促進を促して子宮と卵巣を活性化させることで妊娠体質にするためのストレッチだそうです。

最初はマットの上でストレッチ、中盤はエアロビみたいな全身運動、最後はマットに仰向けで寝ていると先生が暖かい光をお腹に当ててくれました。これが何なのかはよく分からなかったけど、2時間ぐらいで子宮が暖かくなるとか。

要は血流をよくするためのストレッチ&運動で、けっこう汗もかいて久しぶりに運動した!って感じでした。

夏はどうしても冷たいもの飲んだり、涼しい部屋にいたいものだけど、今年はちょっと気を付けて体を冷やしすぎないようにしようと思いました!

やっと一歩前進。

甲状腺クリニックからの妊娠許可を持ってまた診察に行きました。

それでやっと体外受精を進めていけることに。

体外受精にもいろんな方法があるのですが、私の場合はIVM(未熟卵体外受精)という方法で行うそうで、これは私のような多嚢胞性卵巣症候群の人に一般的なやり方。

普通の体外受精では成長した卵子を体外に取出すのですが、IVMでは成長する前の卵子を取出して、病院で成長させてから顕微授精で授精させます。

一般体外受精では採卵の周期(本番周期)のひとつ前の周期から、薬や注射で準備しないといけないのですが、IVMでは前周期に準備することは特になく、つまり今が既に前周期ということになりました。本番周期がもう来月と思うと、早くてビックリした。

でも最後の人工授精からもう3ヵ月が経とうとしているので、これでやっと一歩前に進めるという思いで嬉しいです!

今周期もやはり自力では高温期になりそうになかったのでルトラールをもらって高温期にもってきました。これを飲み終わって生理が来たら、いよいよ本番へのカウントダウンです!!!

甲状腺。

前回の結果を聞きに行きました。

生理中の採血をしたときに甲状腺の検査もしたのですが、その値がどうもあんまり良くないらしく、甲状腺の専門クリニックに行って妊娠してもいいかという許可を取ってきてくださいと言われた。許可が出なかったら、出るまでそっちで通院してほしいと。

甲状腺のホルモンはTSHとFT4があるのですが、私の場合はTSHが基準値より少し低いのです。といっても基準値にわりと近い値なのでたぶん大丈夫だろうと思っていました。

それで、甲状腺のクリニックに行ってまたまた採血。そしたらさらにTSHが低くなってた~(><)でもこの値のままなら妊娠は問題ないとのこと。ただ変動するものなので、3か月ごとに検査に来てくださいと。それより前に妊娠が判明したらすぐ来てくださいとのことでした。ううう、めんどくさい。。でも優しい先生だったし、採血してくれた看護師さんも親切だったし、頑張ろう。

 

余談ですが、私は採血で何回か倒れたことがあるので苦手意識が強く、最近はいつもベッドで横になって採血してもらってます。採血が終わってから「しばらく横になってていいですよー」と言われると安心できるのですが、「大丈夫と思ったら起きてください」など完全にこちらのタイミング次第のように言われると「早くどかないと」と思ってしまいます。でも横になってるときは大丈夫でも、起き上がって歩き出すときが一番フラフラっとしやすいので、横になってるときに判断できるものではないのです。なので3~5分ベッドにいても大丈夫そうな言い方をされると安心します。今回のクリニックはこういう点が本当に良かったです。こんな些細なことがクリニックの全体の印象につながるんですね。

説明会に行ってきた。

体外受精IC(インフォームドコンセント)説明会に夫婦で行ってきました。

10組か20組ぐらいだろうと思ってたけど、50組ぐらいの夫婦が参加していてビックリ!

30代前半と思われる、同年代ぐらいの人もいっぱいいました。

 

説明会では体外受精の方法(一般体外受精と顕微授精の違いとか)、スケジュールの立て方、料金などなど2時間以上説明がありました。

実際に採卵のときの動画なんかもあり、なかなか興味を惹かれるものでした。

しかしやっぱり体外受精を行うには最低でも2周期かける必要があるそうで、なかなかタイミング法や人工授精のように、ダメだったときに「はい、次!」って行けないもんなんですねー。

そのうえ、採卵した周期の子宮内膜が薄かったりすると、そのときはいったん諦めて次の周期まで肺を凍結することになるそう。

う~ん、これは想像以上にどんどんお金がかかるようになってくるぞ。

まぁその辺は仕方ないことだけど。

 

そして説明会終了後、やっと生理中の採血をしました。結局、前回来たときに高温期を作り出す薬をもらって生理を起こしたわけです。それとその採血で甲状腺のホルモンも一緒に調べてもらうんだったような。

とりあえず検査はひととおり終了したので、1週間後に結果を聞きに行きます。

それまでは戸籍謄本を請求して待っていよう。(体外受精するなら病院に提出しないといけないので)